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圭通信より 2017年福岡個展

2017年07月23日

愛するみなさんこんにちは。大雨のなかで熊本のアトリエも、福岡の住まいも家族も無事でした。
宇宙の采配に感謝いたします。

本当に久しぶりの圭通信です。
圭通信、もうやめてしまったのかなと思ったかたも多いのではないでしょうか。

私はこの通信を書くとき、ある特定の意識状態を象徴するイメージの部屋にはいります。
その部屋が十分に光に満たされているとき、文字をタイプすることが出来ます。

ここしばらくは、その部屋にはいることが出来ませんでした。

日常のイベントがたくさんあったのでしょう。わたしは、普通の日本人男性として、目の前のことに精一杯だったのだと思います。
今日は、ようやく光の部屋をイメージすることが出来て、こうして、通信を書いています。

絵を描く時間と、この通信を書く時間では、また少しイメージが違います。
絵を描く時空には、地球の気配すらないときがあります。

とても広い時間と空間の領域で、たまたま、太陽系第三惑星に軸足をおいて関わっているという感覚です。
明日からの福岡個展で発表する作品も、そんな時間の中で淡々と生まれて来ました。

 



 

ここ数ヶ月で、私の魂の印象につよく残っていることとして、京都への旅がありました。
ご縁があって、とあるお寺で奉納舞をされる舞踏家のかたのそでで、ライブペインティングをすることになったのです。
そのお話は冬のあいだにいただいて、五月の末に、数十年ぶりの京都へいってみるのも悪くないとおもい、承りました。
福岡から、車でいったのですが、なぜだか、今回はイチキシマヒメの名残を追っていくような感覚がありました。
宗像三女神の霊統が、祗園へと響くかどうか。かつて試みられたことを、わたしはもう一度、試そうとしている。

 



わたしは、八坂という名前ですが、八坂神社が宗家にあたるのかどうか。血縁はなくても大ブランドの傘という意味ではそうでしょう。
おそらく、宗像の民も、八坂の民も、海の向こうからやってきて、新しい物語を紡いでいったのです。

途中、厳島神社に参り、所々で古代道路の場所を調べ、大阪で一夜をすごし、京へ上りました。
私の意識は、3000年ほどを旅していいたようです。

今、日本文化とよばれるものは、コンパクトに理解されていますが、実際には、なんと多様で、多岐にわたる多重世界でしょうか。

江戸の末期に、一端凝縮した日本特有の文化というのが隆盛をむかえます。ディティールを省き、全体を俯瞰します。

様々な輝きがあり、エッセンスをわたしは探します。なにか一つにすべてを集約させることはできません。
それでもやはり、むしろだからこそ、尾形光琳という人間に、かなり圧縮してさまざまな事が現れている。
そんなビジョンをみながらの旅でした。
私は、いまのスタイルの絵を描きながら、光琳という魂に、特別な光を感じていました。
かってに時空の中で私淑するのは、近代人ゆえの自由です。その自由さのなかで、わたしは素行の従順でない弟子として琳派に私淑している。

詳しい打ち合わせもせずに参加した奉納舞のお寺は、光悦ゆかりの寺でした。

 

 

住職は、いかにして琳派の発祥がこの地で起こったか、たのしく話してくださいました。
日本に概念より先に、現象として近代芸術に類するものが起きてきた17世紀末。
大好きなその時期を生きたひとびとの息吹を、住職は感じさせてくださいました。

そして、そこで、絵を描かせていただくことへの感謝が、わたしの中に満ち、それは光となってその場にいた人々を照らしました。
笑顔と、小さなよろこびと、一瞬でしたが、そこにはパラダイスがありました。

 



人は、たいせつな一瞬をわすれていくものです。
だからこそ、新しい今を受けとることが出来る。
それでも、魂が宇宙の大海へと帰ったとき、きらめくように自らを照らす、いくつかの人生の瞬間というのがあります。
生きてる間は気づかないことがあります。

わたしの日々はきらめきに満ちています。
わたしが届けるなにかを大切にする人、きづかずに笑いながら捨ててゆく人。様々な人がいて、それでいいと眺めながら、
ただ、わたしは何も付け加えないでいたいと思っています。すでに私たちは無限の愛を宇宙から受けとっているのだから。

イチキシマヒメと旅をして、その後さまざまな流れの中で、世界遺産登録で話題になっている大島であたらしいストールのための原画を描くことにしました。
まだ、世界遺産の事が話題になってない三月の終わりに、そうしなさいというメッセージを宇宙瞑想の中で感じ取り、いろんな出会いが重なり合いながら、地上でのプロジェクトに長け、かつ、未知なるものへの敬意も持ち合わせた人物とともに実行委員会をたちあげて、この幽けき光を携えたストールを世におくろうという情熱が、いま、育ちつつあります。

ただ、そこには課題もあります。
みなさんのご理解と協力が必要になります。そのエネルギーを一つの宇宙への発信として、より上質な作品を仕上げていく。これが、今回のチャレンジです。
こちらのサイトに、概要がありますので、是非ご覧下さい。
http://keiyasaka-project.com/

明日からの個展でもお申し込みいただけます。

「八坂圭展」
7月24日(月)>7月30日(日) 11:00〜19:00(初日12:00から・最終日17:00まで)
ギャラリー風 2F  〒810-0001福岡市中央区天神2-8-136

福岡アートレッスンは 9/9・10・11(土ー月)になります。申込み・ご予約は8月1日(火)から承ります。
(それ以前に申し込まれても確定いたしません)

では、明日から、お待ちしております。いつものように私は毎日会場にいます。

お会いできますことを。

今日も宇宙に満ちる愛とともに。
ワールドピース!