2017年 秋 六本木個展のようす

愛する皆さんこんにちは。

東京に来て一週間がすぎました。今回は来た途端に季節が急速にすすみ、雨と寒さを味わっています。晴れと暖かさを好む私の体がついていけるだろうかと杞憂していましたが、おもったよりもこの気候を楽しんでいる自分に気づきました。

濡れないように、冷えないように、宇宙からあずかった体を気づかってあげること。弱さや儚さを恥じるのではなく、それと認めて愛すること。そういう時間に、人は置き去りにしてはいけない自分の中の大切な約束に気がつくのかもしれません。

ここ、六本木のShonandai Galleryで、毎年二回個展をやるようになって、何年たつでしょうか。ミッドタウンから路地に入って、3階まであがるギャラリーは、六本木という比較的人の集まる場所であっても、是非にと思って来ていただかないと、足が遠のく場所かもしれません。ましてや、この寒さと雨となると。

それでも、連日、絵を見に来てくださる方がいる。
気候のせいで混み合うこともないギャラリーの中で、時間をかけて絵と向き合い、私と話していかれたり。

「矯められた愛」

 

絵たちが、皆さんの日々によりそって、大丈夫だよ、と。

そう言っているのが聞こえてきます。

私がいうよりも、ずっと優しく。

 

体調がすぐれないという声もよくききます。
社会情勢に目をむけることで、心身ともに疲れてしまう方も多いようです。
どんな未来がまっているにせよ、今、この場所で生かされている私たち一人ひとりの奥底にある、宇宙から預かった魂という輝きが、爽やかに輝いていたら、きっと素晴らしい世界へと進んでいけます。
暗く落ち込んでいてばかりでは、前は見えません。

 

それでも、六本木は遠いという方のために、今回もインターネットを介して作品たちの愛を感じていただけるリンクを用意しました。

以前よりも、精度も数も増えています。
ここから、なにがしかを感じていただけたら幸いです。

八坂圭展ー跳ねるひかりー ご挨拶 (約3分半)

 

八坂圭展 作品のみの動画 (約4分)

八坂圭展 パノラマビュー (マウスで好きな位置からご覧になれます)

 

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八坂圭 展
−跳ねるひかり−

2017.10.11(水)~10.24(火)
12:00~19:00(最終日は17:00まで)

Shonandai Gallery
〒106-0032
東京都港区六本木7-6-5
六本木栄ビル3F
TEL/FAX 03-3403-0103
WWW.shonandai-g.com
info@shonandai-g.com
地下鉄(日比谷線・千代田線・大江戸線)
徒歩3〜5分
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今まで多用してこなかった深いトーンは、宇宙の直観で「人間ならではの心のドラマにふれ、賦活します」というメッセージを受け取ったことで表れてきました。

こんな感覚です。

「あなたへ」

もう何年前だろう。六本木のゆるやかな坂の小道をすすんだ先にある、3階へと上る画廊で、なんだか初めてなのに懐かしい感覚を覚えたといって、予定より長く絵を見て過ごし、いつか、また来ますといったまま会えなくなったあなた。

半年は短いようで、長い。ちいさな心のきらめきが、日常の反復の中で、かき消されてしまうには十分な時間。そうして、ああ、また次があるさと思っているうちに、わたしが宇宙から連れてくる光はどんどん溢れ出して、周波数が変わっている。

ただ、わたしは変わっていない。なにも、かわっていない。あなたとシェアした優しい時間は、今もわたしの物語の一部で、つづきを読むのを待っている。

あなたがわたしを思い出したなら、その時間も、わたしの物語の一部になる。

もういちど、思い出してみませんか。そうして、何度か乗り換えたら、そう遠くなくたどり着く、六本木へと向かいませんか。

わたしは待っています。

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それでは、また。
今日も宇宙に満ちる愛とともに。

ワールドピース!