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インド旅行記2

今回の旅の目的は、世界遺産のカジュラーホー寺院群があるところで40年間続いている伝統舞踊祭での美術展に招待作家として参加することでした。 伝統舞踊祭は政府主催で行われていて、そのなかで、毎年美術展も開...

インド旅行記 1

    愛する皆さんこんにちは インドへの旅から帰ってきました。 インドへ行くのは初めてでした。今回はイベントに招かれていくのだから、すべて自分の計画で進むわけではありません。ただ...

初夏の便り・ネパールの支援

愛するみなさんこんにちは。   6月になり、陽気はますます力を増して、場所によってはすでに夏を感じる日々ですね。     目の前には青々とした植物たちの放つエネルギーにあ...

イメージすることの大切さ・新春の挨拶にかえて

愛するみなさんこんにちわ。 新しい年がはじまりました。そして西日本では梅がほころび、すでに一月も半ばです。新春のお慶びを申し上げます。 もし、興味をもって圭通信をよみ続けて下さっているなら、本当にあり...

ネパール旅行記 13

旅を終えて、あっという間に二週間が経とうとしている。 子供たちは夏休みで、わたしも家庭のことや日常のことと、制作に向けての準備との間で相変わらずいそがしい。 こうして、旅の記録をまとめるのも、大切な仕...

ネパール旅行記 12

「あ、あれ、タティじゃない?」 ジュン君が山道の向こうの人影を見つけてそう言う。 結局、私は日の沈む前にタンボチェのロッジで寝てしまった。早朝、ジュン君の声で目が覚めた。彼らはロブチェという集落までい...

ネパール旅行記 11

ロッジに戻る。今日は、私以外にはあと一組。ドイツ人の中年女性とそのガイドだけだった。私は彼らに断りを述べて、空いてる机に絵を並べ、きちんと乾かしていこうとする。 「まあ、キレイ。なんだか、人智学のシュ...

ネパール旅行記 10

私が見つけたのは、ロッジの裏山。メインの登山道からはなれた、岩場の一角だった。 大きな岩が岸壁にせり出し、天空のアトリエが姿を現す。背中の方角がエベレストだ。しかし、十分に気は満ちて、時空を超えた感覚...

ネパール旅行記 9

食事を終えるころ、ロッジの主人がやってくる。 「今日は比較的いい天気ですよ。」 「そうですか。山は見えますかね。」 「さあ、どうだろう。なんせ雨季ですからね。でも、可能性はありますよ。」 そう、雨季な...

ネパール旅行記 8

朝方には雨が止んだ。五時半。 朝は五時台に目が覚めるのが習慣になってしまっている。 今日は、山は登らないのだ。疲れを通り越してしまって痛みも感じないふくらはぎや、深いところに鈍痛を感じている腰を休ませ...